空気砲でクラウドを晴らそう! #SORACOM Advent Calendar 2019

2020年4月21日

どうもくろにゃんこたんです!

前回に引き続き12月1日の担当をいたします。

相変わらずの堅めの技術はあまりありませんが、雰囲気を楽しんでいただければ幸いです!

振り返り

ちなみに前回は12月1日に2つ記事を書きました。

1つ目は郵便ポスト投函感知システムボタン版

2つ目はピタゴラ風ボタンを組み込んだ継ぎ目なし動画

個人的にはピタゴラを頑張ったのですが、郵便ポストの方がウケました。※本人計測
(ピタゴラはやったことがある方からのエンゲージメントは超高い)

で、実は今年こちらの猫のキャラクターが誕生10周年を迎えました。商標登録もいたしましたので、引き続き精進いたします( ・`ω・´)

概要

前置きが長くなりましたが、今回は、音声認識型空気砲とクラウドを基本に立ち返りRaspberry PiからSORACOM Beamでつなげてみようと思います。というシャレを考えました。

先日作成した空気砲はすべてエッジのみで完結させるようにして、極力レイテンシを抑えた作りで制作しました。

前回の完全ローカル処理型空気砲

それはそれで良かったのですが、せっかくラズパイを搭載しているので、音声認識と機械制御だけではなくクラウド上でなにか出来ないか。と思案しました

そこであくまで今年をテーマをどうしようかなぁと考えていたところ、ちょうどBGMでRADWIMPSが流れてきたので、今年っぽく

「ねぇ。今から晴れるよ」

これと空気砲で作りましょう。

・デモ

何が出来るかといいますと、

1.起動 音声認識開始

2.「ドカン」の言葉に反応してサーボモータ稼働

3.圧縮空気(風船)を放出してロウソクの火を消す。

4.SORACOM Beam送信

5.なんやかんやありまして(クラウド上で現在雨から晴れに変わった場所の取得)

6.晴れた場所をメール通知

というような感じに空気砲を使ってロウソクだけではなく、雲(クラウド)を力技でどかした実績を後で報告してもらえるという多重システムにいたしました。

SORACOM Beamで雲をどけているようなものなので、ドカンと言った本人のパワーでは無くSORACOMサービスがクラウドが得意ということなので、全パワーを担保してもらおうということです。

詳しくは映画のネタバレとなりますので割愛ですが、天気を操るにはそれなりの代償が伴います。なのでそこはSORACOMでやってもらいましょう。という事になりました。

ということで動画を取りましたのでどうぞ!!

案外うまく行ったので自分が一番驚いています。

ロウソクを消すローカルのアトラクションと、クラウドをどかした気分になるクラウドのアトラクションがちょうどいいタイミングで行きました!
しかも有名都市。一応細分化して市町村レベルなのですが、まさか県庁所在地を晴らすとは・・・なかなかのパワーですね(´ω`)

別にローソクの火はあまり必要なかったかもしれませんが、せっかくなので両立させました。

ドカンっていうだけでリアルタイムにどこかが晴れるって考えるとちょっとロマンチックだと思いませんか?(´ω`)

・苦労したところ

API開発。(ここはロマンチックにしたいので「なんやかんや」で。)

動画を尺にキレイに入るところまでの撮影。

実はこちら24テイク目でして、、、
1.ドカンと言って的に当たらなかった。

2.火までは消えた。しかしAPIが重すぎでメール受信に20秒以上ディレイがあった

3.ちゃんといいタイミングで尺に収まった!と思って僕が声を上げてしまった。

(今回音声も重要で、かつ一発撮りにこだわりたかったので編集もしないようにしました)

という3点により23テイクは努力の証となって消えました。

・まとめ

今回は動画で見やすく、かつ子供でも通知欄を見られるようにしたかったのでメールにしたのですが、そこまで出来てしまえば別のサイネージに入れてもかっこいいかもしれませんね(´ω`)

それではSORACOMアドベントカレンダーのスタートです!!

今年も楽しんでいきましょう\(^o^)/