フォトマスター検定1級一発合格体験記
こんにちは!どうもくろにゃんこたんです。
無事にフォトマスター検定1級に受かったので、その話を肴にドヤしようと思います。
受けるまでの経緯
実はこのフォトマスター検定という単語を知覚したのは今年の8月に入ったばかりでして、 一体何をやるのかすらわかんなかった試験です。
写真の仕事やってくにあたり、ちらほらとフォトマスター2級だとか準一級という肩書きを持つ方にお会いすることもあり、そんな検定もあるんだと思っておぼろげに覚えていた記憶があります。
受験のきっかけとしては、実際に写真を教える立場になることが多くなり、生半可な知識では失礼にあたるかなぁ(´ω`;)と思い。ふと写真の資格ってあるのかなと思ってフォトマスターを検索したところ、なんと受験申し込み開始日がちょうど今日だったという運命があったので即申し込みました。
フォトマスター検定には3級から1級まで様々な階級がありますが、1級の概要に写真を教える立場と書いてあったので、迷わず1級受検を決めました。
資格試験とはいえ、フォトマスター検定2級だとか準一級と書いてあってもさらに上があると想像するだけであまりブランディングにも、写真を教える立場としても箔がつかないなーと思って、せっかくなら一休行ってみようという軽い気持ちで申し込みました(笑)
フォトマスター検定1級の勉強法について
実は申し込んでから3ヶ月で受験日となるのですが、その間の2ヶ月間はほとんど勉強しておりませんでした(汗)
買ったのはこの対策テキストだけです。
このテキストはほぼ文章だけで、レンズがどうのとかフィルムがどうのとか、全然イメージもわからず、一度読み通しただけでちょっと嫌になってました(笑)
そしてフォトマスター検定まで残り一か月を切りそうな時に、さすがにやばいなと思い、重い腰を上げて過去問を解き始めました。
そうしたら最初の過去問は惨敗でした。(3級もやってみたのですが、流石に大丈夫だった。)
試験一ヶ月前でおそらく正答率が50%ぐらいだったじゃないでしょうか・・・
知らない単語の方が多くて、ちょっとやばいなという気になってきました。
ここでメンタリストDaigo式勉強法である、「5分割勉強法」にフォーカスして、自分なりの学習スケジュールを立て直しました。
5分割勉強法とは目標に対する受験日を基準に今の期間から5分割してそのタイミングで復習を行なうという方法です。
そこでその復習の日については過去問を解くということをやりました。
毎回過去問は正解不正解に関わらず時間を測って80問全部やりました。
その他の日は間違った間違ってない問題だけではなくて、これはよく分からなかったという問題に対してキーワードを抽出し、一つ一つ調べていくという地道な作業を行ないました。
特にレンズ の話やフィルムに関しては知識があまりない状態ということが分かったので、重点的に勉強しました。図解も無いと厳しいですよねあれ。特に色収差に関しては複雑な問題が多く、実際に図解してあるサイトをいくつも見て勉強しました。
フイルムに関する問題も少なからずあるということなので、カメラの歴史から勉強するようにしました。知らない単語が出てきては調べを繰り返し、5分割法の復習の日には過去問を解く。そこで忘れていたり、微妙な理解だなと思ったキーワードをリストアップして調べるということを行ないました。
スケジュール帳に今日は復習日と書いてあるので、重い腰ながらも忘れもせずなんとか続けることができました。
ちなみに僕の場合は1ヶ月しかない状況なので一週間に1度ではなく約5日に一度ぐらいのペースで過去問を解くということをやりました。
この辺りまで来るとさすがに一冊の過去問だけでは危機感が出てきたので、2週間前にはとりあえず買える範囲の過去3年分のテキストを追加しました。
最新版の過去問ではもう99%ぐらいでなんとか合格圏に入ったのですが、他の年の過去問を解くと、これまた不合格のラインになってしまいました。
なのでこちらも同じように分からない単語をリストアップし、ネットで検索して調べるということを行なっていました。(真面目でしょ?)
公式の過去問テキストがあまりにも役に立たないので(汗)基本的にテキストの用語説明なのは全部読んでいません(笑)
それでも図解されているサイトはそこまで頼りにならず不安は残っていたので、
試験が明後日と迫ったなか、とあるサイトでデジタルカメラについての基礎知識はすべてこれで学べるという本を見つけたのでこちらを買いました。
速攻買いましたKindleで。
七五三撮影の真っ只中である11月中旬に捻出する時間を使い、なんとか1日で読破しました 。この本が無かったら受からなかったかも。というレベルで本当に理解しやすくて助かりました。ExmorRS最強。
そして試験当日
いざ試験となりました。試験日自体午後からの試験だったので落ち着いたものでした。
昼食をとり特に復習もせずそのまま試験に臨みました。
試験自体のやり方についてですが、基本的にマークシートに名前だけ書いた後はマークシートは一旦手放して、全て問題用紙に書き込みをして問題を解くという形式をしてました。
全て選択式なので正解と思われるものに丸をつけ、それを80問全て丸をつけた後ようやくマークシートに記入するという形を取りました。
時間が足りるはずだと思ったのでやりましたが、遅かったら0点(笑)
よくやるやり方なのですが試験の問題に丸をつけて80問まで解いたあと、80問目からマークシートに記入するという逆にマークをしていきました。マークシートに記入する漏れとズレを防ぐために逆順からマークすると先入観無くて良いです(´ω`)
思いの外試験の時間が30分ほど余ったので、帰ろうかとも思ったのですが、せっかくなので自分の中で悩んだ問題について、一応時間いっぱい考察してマークシートに記入という作業を繰り返してました。(ま、知らない問題は結局知らないので間違ってましたけどね(笑))
この辺りで撮像素子シャッッターという誤字を見つけてしまい思わず集中力が途切れました(笑)この問題は後日全員正解でしたね。
普段撮像素子シャッターなんて言わないけど。
この方法だと後々自己採点することができるので後で書き写す手間もなく便利です。
試験を受けた印象としては、 試験の問題としてはやはり過去問を多く解いた方がいいという意見通り、過去問が数多く出題されていました。
といってもそのまま掲載されるわけではなく、少しだけ問題の形を変えて掲載されたのですが、これは過去問でやった!あれは過去問でやった!とかなりの時間短縮になったと思います。
試験後数日経って解答速報が発表されたので、早速自己採点をしてみると知らなかったラッキー点も含め、とりあえず確実に合格点を突破してることがわかり一安心しました!
それまでは気になって夜しか寝られなかったので安心できました。
フォトマスター検定を受けてよかったこと
よくこういった趣味検定類の試験では、「試験を受けても意味がない」や「試験を受けたところで写真は上手くならない」という意見が散見されますが、僕自身は受けて良かったと思っております。
資格があるから何ができるというものではないのですが、実際に体系的にまとめられた内容になっているので、自分が興味を思った事以外のことを調べることになり、より自分の知らないことが増えるというのは単純に楽しかったです!
この試験を受けるまではおそらくカメラオブスキュラという単語も知らなかったでしょう(笑)
ほとんど写真は勘で撮っていたので、それを実際になぜこうなるのかというのが説明ができるようになった。という裏付けがちゃんとできるようになった。というのが大きいです。
やはり、写真を教えるにあたり、人に知識を与えるということは勘で頼った偏った知識ではなく、正しい知識を教えることが大事だと思うので、試験勉強は非常に有用でした。
おかげで今ではカメラの歴史をドヤ顔で 語ることができるようになりましたし(笑)
1級に受かったから言うんですが、この試験自体はカメラを長く続けている方であればしっかり過去問をやりさえすれば受験しても一発で合格は可能だと考えています。
最初は3級2級を受けても良いとは思いますが1年に一度ですし、個人的にはいきなり一級をひたすら勉強するという方が負荷はありますが、 知識の幅が広がることになるのでとてもオススメです。
とりあえずカメラに関しては何か聞かれたとしても、正しい知識で人に伝えられることができるようになった。と自信を持てるようになったというのがすごく安心感です。
何事も好きなことは知識は吸収できるのですが、逆に好きなことにしか情報収集することが無い時代、このように体系的にしっかり勉強できるというチャンスはなかなかありません。 どうしても趣味の部類になってしまうので馬鹿にされがちですが、そんな人の意見は気にせずとりあえず受かってから自分の頭で考えましょう(´ω`)
自分が好きだと思っていた写真に対して、こんなにも知らなかったんだということを思い知らされた試験でした。知らなかった事を知るというのはやっぱり楽しいですね(´ω`)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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