ポスト投函通知システム – 2019年版

どうもくろにゃんこたんです。

昨年のAdvent Calendarでこちらのポスト投函通知システムを発表させて頂きました。
こちらは通常のSORACOMボタンを非破壊で、押す場所を拡張させるという方法で物理的にポストのドア開閉をチェックしていたものになります。

ついに出た! SORACOM LTE-M Button Plus

ソラコム、接点入力対応のLPWAボタンデバイス「SORACOM LTE-M Button Plus」を発売

接点入力対応。
ドアの開閉センサーにもどうぞ。とありますので早速ポスト投函システムをアップデートするため予約。
無事に届きました\(^o^)/

白いですね~
これをこうしまして。

うむ良い感じですね(´ω`)

それでは2019年版デモをどうぞ。

デモ動画

いかがでしょうか?
え、特に変わってない?
まぁ外側は変わっていないと思います。が中の構造はよりシンプルに「チープ」に作れます。

中身

前回は接点拡張のため、100円ショップでドアボタンカバーを取り付けたり、押しやすくするためクッションシールを貼ったりしていましたが、
今回はなんと!!

まさかの養生テープOnly。(チープ過ぎる\(^o^)/)

SORACOM LTE-M Button Plusを郵便受けの中にセットアップします(養生テープ)
接点1を郵便受けの可動部分に取り付け(養生テープ)
接点2を接触するであろう(これが一番たいへんでした。)天井部分に貼り付け(養生テープ)

たったこれだけでOKです。
本当はもう少し接点に優しいようなギミックを考えても良かったのですが、養生テープだけで成功してしまったので取り急ぎこのままにしておきます。

解説

1ch無電圧接点入力(A接点)

無電圧接点は、ドライ接点・DRY接点・乾接点とも呼ばれることがあります。英語ではno-voltage contactと表記され、直訳しても無電圧接点と同じ意味です。
無電圧接点とは、接点がONの状態になっても、接点には電圧がかかっていない状態のことをいいます。スイッチやリレーの接点のように、電圧のかかっていない状態で導通するだけのものは無電圧接点です。

無電圧接点と有電圧接点の違いと使い方 – リタール BLOG
https://blog.rittal.jp/1121/

最初にこの単語を見たときはピンと来ていなかったのですが、要はくっつければスイッチが入る。とのことです。
いやぁポストにピッタリですね!

これはボタンの動作と同じとのことで、クリック、ダブルクリック、長押しは接点を接触している時間により変えられるとのことです。
もともとボタンがA接点なので、そこから線を伸ばしてきた感じでしょうか。
(ダブルクリックは地味に難しそう。。バネとか使う感じ?)

ボタンを押してからメールが来るまで

電気信号のピタゴラですね!
流れとしては
1.接点接触(シングルクリック、ダブルクリック、長押しは同じものとして対応)
2.電源が入り、LTE-M接続
3.SORACOM到着。
4.SORACOM Beam!(NEW)
5.レンタルサーバで受け
6.指定のメールアドレスへメール送信
7.スマホでチェック

といった感じでしょうか。

今回の SORACOM LTE-M Button Plus はSORACOMのコンソールからBeamするかFunnelするかなど選べるので、AWSを迂回する必要も無く直接レンタルサーバに置いてあるトリガーを発火させています。
メール送信に置いてはAWSより、レンタルサーバの方が色々と楽なんですよね(´ω`;)

なぜわざわざ作った?

2018年版でも十分にその要件を満たすことが出来ているとは思っていますが、ボタンにカバーを被せることでちょっと大きくなってしまうんですよね。
ポストは集合住宅用のものなのでそこまで大きくないため、書籍などが届くときは若干の不安があります。
今回はほぼボタンのサイズだけなので、よりコンパクトにシンプルに通信ができればその方がいいということになりました。
ソラコムでもこう書いてあります。

Avoid Muda
ムダを省く – 本質的なことにお金や時間をつかう。運用コストを下げてお客様に還元する。

SORACOM カルチャー
https://soracom.jp/share/culture/

100均とはいえ、部品が削減出来るならその方が良いです。
今回は物理面ではスイッチカバー、クッションの削減。
システム面ではAWS Lambda関数を一つ削減出来ました。(AWS部分をまるごと削減ですね!)

なんでメール?

ポストだからです\(^o^)/