ダイソーBluetoothデバイスをプレゼンリモコンとして使う。コード付き
以前こんな記事を書きました。
ダイソーの300円で売っているリモートシャッターなのですが、案外サーチコンソール上では需要があるようなので、お手軽プレゼンリモコンをもう少し掘り下げてみます。
プレゼンテーション用のリモコンって高いですよね。
黒曜石と呼ばれる指輪型のデバイスや、レーザーポインター付きのもの、さらにはスポットライトみたいに見せたい場所を明るく見せるものまで。。。
プレゼンのリモコンにそこまでいるか?
指し棒文化から抜けきれていないくせに、紙芝居パワポも横行しているという二重苦な世の中ですが、最悪Bluetoothのマウスがあれば大体のことは事足りません?
プレゼンの構成にもよると思うのですが、基本的にビジュアルを魅せて、話し方で魅せる。が基本だと思っているので、細かい文字がぎっしりまとまったプレゼン資料で、誰も読めない箇所をレーザーポインターでここです。ってやるの。実はそんなに誰も見てないと思います。
その場合って大体紙の資料が配られているので、大事そうなところを丸枠とか丁寧な人は蛍光マーカーを引くのが精一杯。
それ、プレゼンじゃなくて、資料の解説ですよね?
逆なんですよ逆。プレゼンでコンセプトやイメージを共有してから詳細な資料ならここにあります!って誘導するのがプレゼンなんです。
いやいややらされている感のプレゼンテーションなんてそんな感じですよね。(好きでやっている人もいるかも知れませんが。。。)
これだけUXだ!ユーザ目線だ!と言いながら、プレゼンは余白を埋めるだけの資料と成り果ててるわけです。
絶対データラベルが見えないグラフを配置したり、プレゼンの補足資料ごとプレゼンに載せちゃって、書いてあるからそこを言わなきゃいけなくなっちゃって、レーザーポインター最強だよね。でも指し棒もアナログ感で分かりやすいよね。って。
そりゃぁ8Kモニターで相応の大きさがあれば意味は多少出てくると思いますが、基本的にそんな機会を与えられる人は、1ページあたりの文字数はものすごく少ないです。
余白を話すので、余白は多い方が良いのですが、これも勇気のいることですよね。
それは後日記事にします!
とまぁプレゼン論はこの辺にして。。。
リモートシャッターをPCにつなげる
とどうなると思いますか?
先程の記事を読めば大体分かるのですが、
「iPhone」ボタン→音量アップ
「Android」ボタン→音量アップ+Returnキー
と書き換え不可能な状態でプログラムが書き込まれています。
一応はんだ付けで改造が出来る人は
「iPhone」ボタン→音量アップ
「Android」ボタン→音量ダウン
ということも出来るのですが、面倒なので、今回は「音量アップ」だけにしぼります。
僕は最近「Beautiful.ai」を使ってプレゼンすることが多いのですが、実はこれ「Enter」で進まないんです。。。
矢印キーの「→」を押さないと次へ進まない事になっています。
そうすると前の記事の「音量アップ+Returnキー」じゃ使えないんですよね。
AutoHotkeyを使う
AutoHotKeyというソフトウェアがあります。
Windowsしかチェックしていないのですが、要はキーボードの入力を割り込んで別のキーを押したことにするソフトです。(他にもありますがだいたいこれしか使いません。)
こちらをインストールすると、「ahk」ファイルを編集して、実行することが出来ます。
音量アップを「→」キーへするコード
#NoEnv ; Recommended for performance and compatibility with future AutoHotkey releases.
; #Warn ; Enable warnings to assist with detecting common errors.
SendMode Input ; Recommended for new scripts due to its superior speed and reliability.
SetWorkingDir %A_ScriptDir% ; Ensures a consistent starting directory.
Volume_Up::Right
大事なのは一番下の「Volume_Up::Right」だけです。
あとはデフォルトで書いてあります。
これでリモートシャッターを接続後、このahkファイルを実行するだけで、右矢印キーを押したと等価になります。
他にもいろいろ出来るのですが、極力シンプルにしてみました。
取り急ぎこれでプレゼン上で進むがたった300円(税抜き)で実現出来ます。
是非お試しください(・ω・)ノ
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません