#inahack 2018 – アイデアソン -参加レポート
inahack2018 アイデアソンに行ってきました
昨年に続き、今年も開催された長野県伊那市で行われる「inahack」に今回もお手伝いとして参加させていただきました。
今回はスケジュールの都合上フィールドワークには行けなかったのですが、アイデアソンは密着してきました。その雰囲気を少しでもお伝えできればと思います(・ω・)ノ
イベントレポート
同じイベントに参加された記事を勝手に紹介させていただきます。
「InaHack 2018 1st Session “ideathon”」に参戦! – Tatsuya’s blog
inahackとは
長野県伊那市で行われている地元に特化したハッカソンの総称です。
伊那市だけではなく伊那谷をターゲットとして、地元の農業、林業や福祉など地域の課題をITのチカラで良くしよう!というコンセプトのもと昨年(2017年)から発足しました。
前回はIoTの中でもLoRaWANという低消費電力、低通信量の新技術を使い、いかに地域をよく出来るかを競っていました。
今回は第三回あるうちの一回目です。
昨年との違いは、3回ともガチハッカソンだったのに対し、
フィールドワークを中心とした、伊那をもっと身近に感じ、より地元に密着した課題を見つけ出すことにフォーカスしています。
募集している層も、エンジニアのみではなく、行政、学生、企画やマーケッターなど「みんなで考える」ことにシフトしています。
アイデアソンって?
特に今回は「ハッカソン」ではなく「アイデアソン」での開催となります。
アイデアソンとは、実際に作品を創るのではなく、実現できるんじゃないかな?というところで、アイデアをブラッシュアップし続ける。というちょっと変わったものです。
作品を作る必要がない。ということでハードルは低くなりますが、
それにより、よりアイデア勝負。ということになります。
まさしく産学政連携をきっちり突き詰めていかないと優勝出来ないということですね。
さらにはそのアイデアをいかに共感してもらうかのプレゼンテーション能力も必要なのです。
作品の完成度が左右するハッカソンより、ある意味過酷ですね。
発表の形式について
今回はかなり縛りがキツイもので、参加された方にも動揺がみられました。
発表10分厳守
プレゼン資料は「事前提出」
パワーポイント形式orKeynote形式
意図としては、発表方法も制限して事前提出にすることで、参加チーム全部を公平に。よりアイデアのみにフォーカスするというところでしょうか。
僕としては寸劇とかあっても良かったのですが、さすがにそこにぶっ込むような内容はありませんでした。(目立てば勝てるという安いものでは無いということですね)
また、Preziなどオンラインプレゼンテーションも見送りとなりました。
交渉次第では可能だったのかもしれませんが、結果的に参加チーム全員がパワーポイント形式で真っ向勝負する形になりました。
発表順で有利・不利を出来るだけ減らす狙いもあります。
確かによく「最初は不利」とか言われますもんね(´ω`)
二日目開場!
今回は伊那市の創造館の3階ホールで行われました。
創造館っていう名前がアイデアソンにピッタリですよね(´ω`)
テーブルも全部ひし形で広く見やすいように配置。(実はこれは前回の僕のアイデアだったり笑)
人が写っている写真もいっぱいあるのですが、この記事では割愛します。
写真集
創造館の外観です。
威風堂々感が出てて良いですよね(´ω`)
みんなの休憩所。
今回2日目は晴天に恵まれ、長野県といえど28度まで上昇しました。
結果、みんなあまり外には出ませんでした笑
6月にもなると、木々はもう夏の模様ですね(´ω`)
この創造館、実は通常通り営業しておりまして、子供連れのお客様がたくさん来ておりました。
アイデアソン参加チームは3階なので直接お会いする機会は少なかったかもしれませんが、お客様の方はちょっと興味ありな感じでした(・ω・)
フリースペース的に覗けるとこれまた良い刺激があったのかもしれません。
ちなみに僕は3階と1階の階段で大分へこたれておりました(ヽ´ω`)
3階からの景色。
のどかですね(´ω`)
両側に山がそびえているのが見えると思います。
これぞ「伊那谷」という景色ですね。
この伊那谷は両側に山があるおかげで、場所により日照時間に差が出て、普通の環境では難しい野菜などを栽培されています。
有利でもあり、不利でもあります。
が、おかげでLoRaWANはかなーり遠くまで飛ぶので電波的には非常に有利です。
お昼ご飯はお弁当です(無料!)
伊那市名物のソースカツ丼をお弁当にしたものでした。
お肉が柔らかくて美味しくいただきました。
今回はざざむしなどの昆虫食は登場しなかったのですが、意外と期待している方が居て衝撃でした。
次回は用意されるかと思います!
機材たち
スピーカーとマイク。
この肩に背負って運ぶタイプのフルレンジスピーカーはイベントには必須ですね。
この辺りはアイデアソンでもかなり不可欠なネットワークですが、いなあいネット様ご提供で、快適な環境をご用意頂いております。
分かる人は色でわかりますよね(´ω`)
自作の機械を持ち込むツワモノも
IoTのアイデアソンということで、自分で作った機器を持ち込んでいる方もたくさん居ました。
ツワモノ揃いですよね。
なかでも目立ったのはこちら
光るギター\(^o^)/
なんとギターの裏側にはラズパイ搭載。これで音に合わせてLEDが光るという・・・
MakerFairにも出展したというツワモノ・・・すごいです\(^o^)/
主催者側も負けてません。
最近届いたばかりというZOZOSUITを纏って登場。
目がチカチカします(@ω@)
なお、役には立たなかった模様。
こ、コミュニケーションツールですよね。きっと・・・
でも誰も気にせず話をしてました。これくらいでは動じないらしいです。
ときは流れ・・・
この中では僕はアイデア出しのお手伝いをしていました。
なので、あまり写真を撮る余裕がなく。。。
1日目で蓄積された知見をもとに、みなさんすごい勢いでアイデアを付箋に書いたり、タブレットにまとめたりしておりました。
アイデアが出たら、今回の発表に向けて収束をさせていかないといけません。
この辺りでアイデアをまとめきれない(もったいないアイデアばかり)チームも多数。
でも発表はしないといけないので、マトリクス的に付箋を貼ったり、剥がしたり、資料に落とし込んだりと大忙し。
次第にあまり話しかけられない雰囲気に・・・
結果発表
今回優勝チームはチーム4番!
なんとアイデアを2つ用意して5分ずつ発表するというツワモノでした。
今回のアイデアソンではその方法もアリとしていました。
アイデアを2つ発表するということは必然的にプレゼンも短くなるわけで、プレゼン的に言うと不利になりがちですが、このチームは見事それを跳ね除け優勝。しかもダントツの評価。
さすがです。
他のチームも審査員を散々苦しめたようで、全然負けていないとは思いますが、アイデアの革新性で優勝をもぎ取ったようです。
発表されるごとに入賞したチームは総立ちでハイタッチ!
みなさん出会って2日目に見えないチームワークです。
記念写真
最後にみんなで記念写真!
全体の写真はすでに次のイベントで公開されているので、レア度の高い写真を一枚。
チームを超えて皆さん仲良く決めポーズ。
今度はハイチーズ!的な文言は考えましょうね(´ω`)
今回どんな発表があったのかは公式の方で詳しく解説が出るかと思いますので、ここでは割愛。でも皆さんのアイデアは素晴らしいものばかり。かつ実用的で早く実現してほしいものでした。
次回は8月開催です。
今度はハッカソン。
今回のアイデアをもとに開発するもよし、他のチームのアイデアをより突き詰めるのもよし、新しいアイデアで勝負するのもよし。
みなさまひとまずお疲れ様でした!
次回にまたお会いしましょう(・ω・)ノ