Tripo AIとは?画像から3Dモデルを作る使い方・料金・商用利用を解説
2026年9月5日確認・更新。本記事はPRを含みます。リンク経由の契約で当サイトに報酬が発生する場合があります。
「このイラストを、立体にしていろいろな角度から見てみたい」「ゲームに置く小物のたたき台を作りたい」。そんなときに候補になるのが、画像や文章から3Dモデルを生成できるTripo AI(トリポAI)です。
注目したいのは、見た目の案を3Dデータにして、次の編集へ進められること。自分のキャラクターや小物を形にする入り口として使えます。この記事ではTripo Studioの機能、始め方、料金、商用利用の条件を整理し、どの段階で有料プランを選ぶとよいかまで説明します。
Tripo AIでできること:画像・文章を3Dの制作素材へ
| 入口・機能 | 何に使うか |
|---|---|
| Image to 3D | イラストや写真を手掛かりに立体を生成 |
| Text to 3D | 文章で見た目を指定し、参照画像から3D化へ進む |
| テクスチャ・形状の調整 | 表面の色や質感、ポリゴン構成などを整える |
| パーツ分割・自動リギング | 部分ごとの編集や、動かすための準備をする |
| エクスポート | 他の3Dソフトや制作工程へ渡す |
公式のImage to 3Dでは画像を起点に生成し、必要に応じてテクスチャ・リギング・パーツ分割などを加える流れを案内しています。Text to 3Dは、文章から参照画像を作り、確認して3D化する手順です。利用できる設定はモデルとプランによって異なります。
3Dモデルは、形を表すデータと、色や質感の情報を組み合わせて使います。完成した動画を1本得る用途とは違い、角度や配置を変えたり、別の3Dソフトで仕上げたりする素材が欲しい人向けです。
どんな人に向く?制作目的から考える3つの使い道
1. 自分のキャラクターやイラストを立体の案にしたい
例えば、オリジナルの猫キャラクターを正面だけでなく横や後ろからも考えたいとき。まず立体のたたき台を作り、耳の厚さ、しっぽの位置、顔の奥行きを見比べる使い方が考えられます。1枚に写っていない背面は推定されるため、設定どおりかは確認が必要です。
2. ゲームや映像に置く小物を試作したい
小さな椅子、宝箱、植木鉢など、場面に置いたときのバランスを見たい素材から始めると目的を絞れます。作りたいのが形の検討なのか、実際のゲームに組み込むデータなのかで、後から必要な調整も変わります。
3. 3Dプリント用の原型を考えたい
フィギュアや置き物のアイデアを形にする入口にもなります。ただし、画面できれいに見えることと、実物として印刷できることは別です。薄い耳やしっぽ、接地面、壁の厚さ、穴のない形状かを確認し、スライサーでプレビューします。公式の3D Printing Hubも、形状修復・厚さ・サポートなどの工程を扱っています。
始め方:最初は「画像1枚・主役1つ」で試す
- Tripo公式Studioを開き、画面の案内に沿ってログイン・登録する。
- Freeの公開範囲を確認し、公開してよい自作画像を用意する。
- 画像から3Dモデルを作る入口を選び、画像を読み込む。
- 使用モデル・品質・テクスチャ等の設定と、表示された消費クレジットを確認する。
- 生成後はモデルを回転させ、正面・側面・背面・底面を見る。
- 必要な編集を行い、用途に合う形式で書き出して利用先でも確認する。
最初の素材は、主役が一つ、輪郭がはっきり、背景が単純な画像がおすすめです。手足が重なるポーズや、細い装飾が多い物は、結果の良し悪しを判断しにくくなります。顧客の未公開デザインを無料プランの動作確認用に使わないよう、先に公開設定と契約条件を確認してください。
文章から作る場合の入力例
以下は本記事用のプロンプト案で、生成を実測した作例ではありません。対象物、全体の形、素材、背景を分けると、何を変えたいかを整理しやすくなります。
丸い頭と短い脚の、オリジナルの黒猫の置き物。 大きな耳、太く短いしっぽ。座った姿勢。 全身が見える。装飾なし。背景は単色。
まず参照画像の輪郭や姿勢を確認してから3D化します。思っていた猫と違う場合に、細部の編集を先に進めるより、参照画像の段階で戻すほうが制作の方向をそろえやすくなります。
料金と無料版・有料版の違い【2026年9月5日確認】
| プラン | 公式ページの年払い表示 | 月間クレジット | 主な判断材料 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 200 | 公開モデル・非商用。保存・書き出しに制限 |
| Pro | 月額換算$20/年$240 | 3,000 | 非公開モデル・商用利用・制作枠の拡大 |
| Max | 月額換算$90/年$1,080 | 25,000 | 大量制作、履歴や処理枠を重視 |
| Team(3席) | 1席あたり月額換算$55/合計年$1,980 | 90,000 | 共有ワークスペース・請求管理 |
出典:Tripo Studio公式料金表。USDの表示価格で、税や通貨換算を含む最終請求額は購入画面を優先してください。上表は年払い欄で確認した数字です。月額換算は毎月の分割請求を意味しません。Teamは3席合計を記載しています。
料金ページには期間限定オファーの表示もあるため、初回の金額、契約周期、更新時の料金を分けて確認します。ここでは「年間なら必ず50%オフ」「紹介リンク限定の割引」といった保証はしていません。月払いと年払いを比べる場合も、ご自身の画面に出る同じプラン・同じ条件の総額で判断してください。
有料にするなら、まずProを比較する理由
課金を考える分かりやすい場面は、商用の制作に使いたい、モデルを非公開で扱いたい、試作と編集の回数を増やしたいというときです。単に上位プランほど安心という選び方ではなく、必要な条件を満たすプランから比較します。
- Freeで相性確認:公開してよい素材を使い、形状と書き出しを試す。
- Proを比較:販売・仕事での利用や非公開モデルが必要で、制作量を見積もれる。
- Max/Teamを比較:Proでは量や運用条件が足りない、複数人で管理したい。
継続制作の予定が決まり、必要なモデルと出力形式を確認できているなら、年払いも比較候補です。短期間の案件なら、月払いの合計と必要期間を比べます。年額を選ぶためだけに高いプランへ上げる必要はありません。
「月に何個作れる?」は編集・作り直しも含めて計算する
モデル生成だけでなく、選択した機能や編集でもクレジットを使います。公式クレジットガイドでは、生成の基本コスト25、テクスチャ生成や高精細化などの追加コストが案内されています。実際の作業画面の表示を優先してください。
例えば「生成25+テクスチャ10=35クレジット」という条件で2案ずつ比べるなら、10個の候補をそろえる計算は10×2×35=700クレジット。これは予算の計算例で、完成品10個を保証する数字ではありません。追加編集、リギング、再生成が必要なら、その分を足します。
先に一つの素材で「どこまで直せば使えるか」を確認しておくと、月間枠が自分に足りるか分かります。公式の「約○モデル」という目安も、設定が変われば同じ個数にならない点を押さえておきましょう。
商用利用・公開設定で確認したいこと
現行料金表ではFreeは非商用、有料プランには商用利用が案内されています。公式の商用利用ガイドは、元素材の権利と利用規約の遵守を前提としています。他人のキャラクター、ブランド商品、無断で入手した画像を入力すれば自由に販売できる、という意味ではありません。
また、有料プランでもモデルを公開するかは自分で確認します。無料時に作ったモデルを、後から有料化するだけで商用化できると決めつけず、そのモデルの扱いを公式へ確認してください。制作日、利用プラン、入力素材の権利を記録しておくと、公開前の判断がしやすくなります。利用規約はこちら。
Blender・ゲーム・3Dプリントへ持っていくには?
公式機能ページではGLB、USD、FBX、OBJ、STL、3MFなどの出力を案内しています。使える形式・書き出し回数・含まれる情報は機能やプランで確認してください。書き出し形式の公式案内。
| 使う目的 | 確認する形式の例 | 読み込み後に見ること |
|---|---|---|
| 3Dソフトで編集 | GLB/FBX/OBJなど | 形、表面の色・質感、向き、大きさ |
| キャラクターを動かす | 骨格を含められるFBX/GLBなど | 関節位置、動かしたときの変形 |
| 3Dプリント | STL/3MFなど | 寸法、穴、厚さ、接地、サポート |
自動リギングは、モデルに動かすための骨格を付ける工程です。公式は骨格付きのFBX/GLB出力を案内していますが、すべてのキャラが無調整で動くとは限りません。自動リギングの対応範囲も確認し、利用先で関節を曲げてチェックしましょう。
契約前の不安:解約・返金・APIはどうなる?
解約の入口
公式ヘルプの案内は、ログイン後の右上クレジット残高→Membership→My Plan→「…」メニューです。更新停止の状態と契約終了日は実際の画面で確認してください。公式の解約手順。
返金は解約と別の条件
公式ヘルプでは、誤購入・購入から24時間以内の申請・クレジット未使用のすべてを満たす場合の返金申請を案内しています。規約に沿わないサービス提供等の申請案内もあり、法令や決済プラットフォームの条件を含めて審査されます。「使って気に入らなければ必ず返金」とは考えず、現在の返金条件を確認してから契約してください。
StudioのクレジットとAPIのクレジットは別
この記事はブラウザで使うTripo Studioの紹介です。WebアプリのクレジットはAPI用クレジットと別と公式に案内されています。アプリへの組み込みやプログラムからの自動生成が目的なら、Studio契約だけで足りると考えず、APIの案内と料金を別途確認します。
よくある質問
Tripo AIは無料で使える?
Freeプランがあります。2026年9月5日の公式料金表では月200クレジットです。公開モデル・非商用で、保存や書き出しにも制限があります。利用時の表示を確認してください。
画像1枚だけで3Dにできる?
画像1枚を使う入口があります。ただし背面や隠れた部分は画像だけでは決まらないため、生成後に全方向から確認します。正確な再現が必要な用途は、複数視点の素材や手作業での修正も検討してください。
Blenderを覚えなくても始められる?
Studioで生成を試すところから始められます。一方、細部の修正や最終的な制作物への組み込みでは、3Dソフトの知識が役立ちます。最初は一つの小物を作って書き出すところまでを目標にすると分かりやすいです。
DomoAIとはどう使い分ける?
Tripoは3Dモデルを作って編集や立体制作へ進む用途、DomoAIの画像動画化は画像に動きを付けた映像を作る用途として考えると選びやすくなります。猫の絵をまず動画にしたい場合はDomoAIで画像を動かす方法も参考になります。
最初の一歩は、自分の素材が「使える立体」になるかの確認
Tripoを選ぶ判断材料は、生成速度の数字だけでなく、自分の素材で欲しい形になり、必要な形式で次の作業へ渡せるかです。まず公開してよい一つの素材で試し、商用利用や非公開モデルが必要な段階でProの条件を確認する。この順番なら、何のための契約かを明確にできます。