地元食材満載のエスポワールへディナーへ行ってきました

2019年1月7日

くろにゃんこたんはたまには良いものも食べます。
今回は奮発して地元食材とジビエで超有名なオーベルジュ・エスポワールさんに妻の誕生日祝いでディナーへ行ってきました。
こちらのエスポワールさんは冬季は休業となってしまうため、滑り込みレポートになってしまいましたが珍しく食レポをしているので雰囲気を共有出来たら嬉しいです。

お店に到着

長野県茅野市の北山という地域は、結構な確率で雪が積もっています。
市街は全く降っていないので安心して行くと、雪で焦ります。冬場に行く際にはスタッドレスタイヤ装着の上での訪問が安心です。

国道沿いではあるので、通常の道はほとんど雪かき済みですが、急カーブなど一部雪が溶け切らず固くアイスバーンになっているので特に下りはお気をつけください。

しかも鹿がこの時期にもおりますので、突発的に急ブレーキをする可能性があります。
スピードは30km/h位でゆっくり行きましょう。

オーベルジュ・エスポワール
信州には豊かな自然の中で大切に育てられた
農作物、畜産物、水産物がたくさんあります。
市場に出回らない山菜や天然キノコ、ジビエ料理の食材となる野生動物など、
ひっそりと人に知られずにある驚くような食材も豊富です。
当店は食材の持つ「旬」を大切にしており、
春は山菜、夏は地元の高原野菜、秋は天然キノコ・山栗、
冬はジビエ料理をご提供しております。
心身共に癒しの時間をお楽しみ下さい。

本日のメニュー

ディナーコースはフルコースorハーフコースが選べました。
今回はフルコースです。
こちらはドリンクのメニュー。オリジナルのシャンパンカクテルとエスポワール特製野草茶を注文しました。

各テーブルにロウソクの照明つき。

オリジナルシャンパンカクテル

桑の実、ブルーベーリー、ウォッカをブレンドしたスパークリングカクテルです。

撮影舞台裏

エスポワール特製野草茶

地元のハーブを使ったお茶です。寒い中凍えた身体が癒やされます。

鹿肉のサラミ

ジビエといえば王道の鹿です。
エスポワールは燻製も有名なので、コースの最初に一口サラミをいただきました。
ジビエは初めて。という方でもすんなり頂ける一品です。

アミューズ・ブッシュ

赤ヤマドリタケのムース

ポルチーニの親戚キノコだそう。
キノコの香りが詰まっており、キノコ好きにはたまらない一品。
これはぜひ食べていただきたい一品です。

オードブル

信州サーモンと和栗、さつまいものテリーヌ、魚介のセルクル添え、信州そばの香りです。
さすがオードブル。ここまでで信州のいいところを全部詰め込んできます。

バターナッツかぼちゃと鹿肉、ビーツのエクレア仕立て
信州りんごとマスタードのアクセントです。

ここにも鹿肉。ビーツも良いアクセントでした。
エクレアって斬新ですよね。

茅野市産じゃがいものポタージュ

パンと付け合せ

パンに添えるのはこの「豚のペースト」ジャム代わりにつけて食べます。
これは昔からお気に入りで、お土産として買って帰りました。

このパンは佐久市の米を使った米粉パン。
実は挽くのにこだわっていて、空気で挽いて香りを出すようにしているとのこと。
詳しくは企業秘密とのことでした。

魚料理

今回は魚料理といってもエビを選びました。

実はこのエビですが、個人的にエスポワールでは一番のおすすめです。
火が通っているか通っていないかのギリギリのラインで焼く熟練技です。

いろんなエビの食べ方をしていますが、このエビの食べ方を超えたものはありません。
長野県なのにエビ?とは言わず一度は是非食べていただきたい一品です。

メインディッシュ

いよいよメインディッシュです。

今回は山鳩と鹿を頼みました。
牛頬肉や羊もありましたが、ここはジビエで攻めます。

山鳩の半身

生まれて初めて頂きました。

実は山鳩の半身といっても頭蓋骨までバリバリいける位で肉や肝、骨まですべて頂けます。
貴重な体験でした。

鹿肉のロースト

あまりジビエが苦手。という方はこちら。
多分言われないとジビエを食べてるとわからない位絶妙な味付けで、ボリューム感も満点です。

お口直し

川中島白桃と紅茶のシャーベット

ビーツの塩釜焼き

なんとビーツを贅沢に塩釜で焼いていただいたものをその場で切っていただきました。

ビーツをここまで頂いたのは初めて。
塩釜だけで味付けをしてあり、ビーツの風味と柔らかい塩味でもりもり頂けます。

誕生日サプライズ

妻の誕生日に行ったのでぜひと頼んだところ、オルゴールまで聞かせていただきました。

このオルゴールは非売品とのことで、持ち帰らないよう。。

名前入りのケーキだったので、逆さにして撮影。
もちろんチョコレートなので文字まで食べられます。

濃厚チーズの盛り合わせ

こちらも
木曽のゴーダチーズ、松本のチーズウォッシュタイプ、塩尻の桃のジャム、長野県高森町のひつじのチーズと地元チーズ盛りだくさん。

食後のコーヒーで一休み。

夜景を撮りに行ってきました

せっかくなので、お店の全景の夜景を撮ってきました。

周りはひっそりと沈みかえっているなか、堂々たる佇まいです。
オーベルジュなので朝食や、ランチもやっていますが、雰囲気は夜が抜群です。

クリスマスシーズンだったので、店内にはクリスマスツリーも。

フルコースのディナーということで値は張りますが、もし長野県に行ってジビエを食べてみたい。と思ったらこちらのお店をおすすめする位僕はお気に入りです。(といってもなかなかいけませんが)

お土産も充実していて、自家製ドレシングから、各種ジビエの燻製、ハムやソーセージ、さらに豚のペースト瓶まで。

ジビエが苦手という方でもジビエ好きになってしまう。そんなお店です。
余談ですが、僕はここで結婚式を挙げさせていただきました。料理は間違いないので、遠方からのゲストも満足して頂けたと思います。

冬季(今シーズンは2019年1月15日~3月15日まで)はお休みになってしまいますが、
ぜひ一度訪れていただきたい場所の一つです。

知らない単語ばかりでメモを必死に取っておりました。。
とても非日常感あふれる世界です。ここまで読んで頂きありがとうございます。